学長メッセージ

変革の時にこそ好機をつかめ。
次世代の農業・森林業に未来がある。

学長 神山修
 

学長

神山 修
Kamiyama Osamu

今、世界は大きく変わりつつあります。マーケットは大きくなり、AI、DXなどかつてない技術革新が進んでいることに加え、SDGsに代表される環境共生型社会の構築への取組みが重要になっています。さらに、各地の紛争の影響など日々国際情勢は変化しています。

こうした世界的な変化の時代は、日本の基盤を支える農業・森林業がさらに発展していく好機でもあると考えています。そのためには、先人の知恵や技術に加えて、時代を超えた理論と未来に対応する先進技術も必要とされます。

そんな時代の要請に応えて2024年4月、山形県新庄市に東北農林専門職大学が開学しました。優れた技術と経営力、そして国際競争力を持って農業・森林業をリードし、大きく羽ばたく人材をここから育成してまいります。

農業・森林業には、若い力と情熱をかける価値と魅力があります。私たちは、そのために数多くの教育・研究のフィールドを山形県を中心とする東北全体に準備して、皆さんをお待ちしています。

私たちと一緒に、山形・東北、そして日本の農業・森林業の未来を切り拓いていきませんか。

【プロフィール】
昭和60年4月 農林水産省入省
在ドイツ日本大使館一等書記官、茨城県農林水産部長、東北大学大学院法学研究科教授、文部科学省大臣官房審議官、近畿農政局長、農林水産政策研究所長など、海外、地方公共団体、大学、他省庁を含む農林水産行政にとどまらない多彩な行政分野を経験