教員紹介

学問理論と現場の実践
研究者教員と実務家教員がハイブリッドな教育研究をサポートします

<農業経営学科>

農業経営学科では、稲作、果樹、野菜・花き及び畜産の各専攻分野に研究能力のある教員と実務能力のある教員を配置するほか、養成する人材像に関連の高い農産加工及び経済・経営の専任教員も配置し、理論と実践とを関連付けて学べるハイブリッドな教育研究ができる体制を確保しています。

農業経営学科の
専任教員
学科長 研究者教員 実務家教員 教員数計
1名 7名 11名 19名
  例えば、こんな研究をしています 学生・受験生へのメッセージ
小沢(おざわ) (わたる
  • 地域の資源探索と問題解決手法の研究
  • 農業人材のスキルアップに関する研究
  • 農業関連経営体の効率性に関する研究
農林業経営者は自身が持っている資源、獲得できる資源を最大限に活かしながら、経済環境の変化や制度・政策の変化に対応して、経営体を継続します。そのために必要な経済や経営に関する知識と考え方を獲得しましょう。
阿部(あべ) 和幸(かずゆき)
  • ニホンナシ、クリ、リンゴ、オウトウなど果樹の品種開発
  • ニホンナシ、リンゴへの病害抵抗性の付与に関する研究
  • 有用形質(自家和合性など)を備えた果樹の育種素材の作出と遺伝解析
果物は食生活に彩りを与え、豊かな気持ちにしてくれます。そのような魅力ある果実を生産する上で、果たしてどのような品種が利用され、また生理機能を基にした栽培技術が駆使されているのでしょうか?本学で果樹園芸の基礎から応用まで、学び考えてみませんか。
石黒(いしぐろ) (まこと)
  • 寒冷地果樹(オウトウ、セイヨウナシ、リンゴ等)を中心とした品種開発、各主要形質の遺伝様式、成熟生理、樹体生育等に関する研究
  • 寒冷地におけるカンキツの生育、果実特性に関する研究
果樹栽培において、答えは一つではありません。いろいろなアプローチから導き出されるやり方があるはずです。それは果樹園にたくさんあるはずです。皆さんと一緒に果樹園で答え探しをしましょう。また、先進農家の方々との対話の中から栽培技術、販売戦略などの課題解決方法を学びましょう。
鬼島(きじま) 直子(なおこ)
  • 米資源の高付加価値活用技術に関する研究
  • 地域特産物を活用した新しい食品の開発
  • 食品の食感を示す物性の評価方法の開発
食品の科学は、どんな人にも身近なたいへん面白い学問です。日常の食の疑問を解決したり、新たな食品を開発するのにとても役立ちます。食に興味のあるあなたをお待ちしています。
黒瀧(くろたき) 秀久(ひでひさ)
  • 地域活性化と農業6次産業化に関する研究
  • 地域循環型農業の研究
  • 食料自給率と食料安保論に関する研究
  • 地域農林業の流域管理システム
地域農林業の活性化には、地域資源を利用する6次産業化が欠かせません。ぜひ一緒に研究しましょう。
是川(これかわ) 邦子(くにこ)
  • 農業を起点とした多様な展開(6次産業化)に関する研究
  • 農産物直売に関する研究(CSAを含む)
  • 女性農業者の組織活動に関する研究
食品加工をはじめ、農業生産を起点とした多様な展開(6次産業化)は、新たな農業経営を切り拓くチャレンジです。自分の力を思い切り発揮できる道を探しませんか。
齊藤(さいとう) 邦行(くにゆき)
  • 水稲・ダイズ品種の多収性の解析
  • 地球温暖化が作物生産に及ぼす影響
  • 水稲有機栽培に関する生産生態学的研究
  • 作物の物質生産に及ぼす暗呼吸の影響
  • 水稲の窒素利用効率の向上
  • ダイズの耐倒伏性向上に関する研究
稲のことは稲に聞け、農業のことは農民に聞け(横井時敬)をモットーに、環境保全と地力維持を前提とした多収穫・高品質・安定・低コスト・安全安心・持続性に調和のとれた作物生産を目指して、栽培学・作物学を一緒に学びましょう。
齊藤(さいとう) 政宏(まさひろ) これまで、
  • 肉用牛、乳用牛、豚等の家畜の診療
  • 牛の受精卵移植、人工授精
  • 農場防疫の強化
  • 家畜伝染性疾病の清浄化対策
等に取り組んできました。
本学では、特に農場防疫の強化を研究してまいります。
最近のわが国では、口蹄疫、豚熱、高病原性鳥インフルエンザなどの重大な家畜伝染病が発生しており、畜産農家をはじめとする畜産関係者は皆、家畜伝染病対策に厳しく取り組んでいます。そのような中、家畜衛生学では、畜産農家にとって必須の家畜伝染病の侵入防止対策、生産性向上のための衛生管理等を扱ってまいります。畜産を志す学生はもちろん、畜産農家と連携する耕種農業を志す学生におかれても、是非学んでみませんか。
佐藤(さとう) 武義(たけよし) 主要な花き類の生理生態的特性の解析と新しい生産技術の開発及び新規の品種や品目の栽培技術等の開発。具体的には、
  • トルコギキョウやストックの開花調節に関する研究
  • サクラ「啓翁桜」の休眠打破に関する研究
  • ビブルナム「スノーボール」の早期促成に関する研究
新しい大学における新たな交流、五感の育み、知識の蓄積、スマート機器等の体感、地域文化の享受等、いろいろな期待が膨らみます。
塩野(しおの) 宏之(ひろゆき)
  • 土壌中の養分量を考慮した適正施肥に関する研究
  • 地域の未利用有機性資源を土づくりに利用する研究
  • 水田から発生する温室効果ガス(メタン)を削減する研究
土壌・肥料学は、土壌微生物等を対象としたミクロな視点から、地球環境まで扱う幅広い学問です。この魅力ある分野について、是非学んでみませんか。
柴田(しばた) 康志(やすし)

水稲、大豆の 省力栽培、低コスト栽培、高品質栽培、 多収栽培など、いろいろな栽培技術の研究

どうしたら水稲や大豆で、
 楽をして、たくさんのお金を稼げるか・・・
 いっしょに考えてみませんか!!
庄司(しょうじ) 則章(のりあき)
  • 黒毛和種牛肉のおいしさに関する研究
  • 未利用資源を活用した機能性飼料の開発
  • 国産飼料による黒毛和種牛肉の生産方式の確立
将来の社会情勢を予想し、独自性をだしていける畜産経営を一緒に考えていきましょう。
高尾(たかお) 槙一(しんいち)
  • 飼料用米の加工調製に関する研究
  • やまがた地鶏の給与飼料に関する研究
農畜産業は栄養としての食料供給の役割にとどまらず、食文化の形成や観光資源としての役割など人間の幸福を生み出す産業です。様々な分野の教員や仲間と交流して充実した大学生活が送れることを期待しています。
多田(ただ) 史人(ふみと)
  • オウトウ、リンゴ等の果樹の新しい品種をつくる研究
  • 品種開発を効率化する栽培技術、遺伝子技術の研究
果樹栽培の基本から近年開発された品種、栽培技術、遺伝子技術について、本学の実習や講義で論理的に学び、農業の実践力を身につけていきましょう。
() (ばい)
  • 高水準農業経営の実態把握と経営評価手法の開発
  • 環境保全/有機農業の技術と経営の実態把握、拡大に向けた革新的取組の効果解明
  • 有機農産物の消費形成と市場拡大の条件解明
農業は経済的に成り立ち、社会的・環境的に持続可能な産業でなければなりません。新しい時代の農業経営を目指す皆さんと志を共有し、ともに学び、耕していくことを楽しみにしています。
古野(ふるの( 伸典(しんすけ)
  • 燃油をまったく使わないパプリカ栽培
  • 積雪寒冷地域における園芸用温室の熱収支解析
  • 光センサーを利用したえだまめの品質評価と栽培改善
スマート農業とは、異分野技術の融合です。
新しい発想で、新しい技術を生み出し、ワクワクするような農林業を創りましょう。
宮坂(みやさか) (あつし)
  • 水稲の病害に関する研究
  • 麦類の病害に関する研究
  • 新しく発生した病害に関する研究
植物保護科学は、作物をいかにして病気、害虫、雑草から守るかという学問です。農業生産向上と生物多様性を目指します。是非一緒に学びましょう。
(もり) 和也(かずや)
  • 野菜類の省力、高品質、安定生産に関する研究
  • 温暖化や気象変動に対応するための研究
  • 農薬だけに頼らない、病害の抑制、軽減に関する研究
栽培・生産理論や技術は、農業経営を発展させるための重要な要素で、必要な知識や技術は実に幅広く、奥深いものです。基本をしっかり習得し、応用できる人材となれるよう、共に学びましょう!
吉仲(よしなか) (さとし)
  • 果樹作経営の省力栽培に関わる経営評価
  • 水田作経営の経営戦略
  • 地域農業の担い手と農業労働力問題
  • 農村RMO等、地域づくりの支援
全国各地で様々な農業が行われています。現場で活躍する農林業経営者に学びましょう。

 

<森林業経営学科>

森林業経営学科は、森林資源管理及び森林資源利活用の各専攻分野に研究能力のある教員と実務能力のある教員を配置し、理論と実践とを関連付けて学べるハイブリッドな教育研究ができる体制を確保しています。

森林業経営学科の
専任教員
学科長 研究者教員 実務家教員 教員数計
1名 4名 4名 8名
  例えば、こんな研究をしています 学生・受験生へのメッセージ
柴田(しばた) 晋吾(しんご
  • 森を木材だけでなく、生態系サービスとして見ると、世界が変わります。
  • 環境価値にお金を払うPESや新たな森林ビジネスについての国際的な研究
  • 市民参加と協働による政策形成
グローカル・リノベーターを目指す方、世界に通用するフォレスターを目指す意欲ある皆さんを待ってます。
フィールドワーク重視で、多彩な森林・経営体を訪れます。
また、英語の国際セミナーなどに慣れて、世界の専門家と直接議論したい方もお待ちしています。
上野(うえの) (みつる)
  • 森林伐採の前後での生物多様性(植物・鳥・昆虫など)の変化の研究
  • 立地環境による樹木の生育状況の違いの研究
  • 目的に応じた森の育て方の研究
森林を育てるなら植物、動物、昆虫・・・、色々な生き物に興味を持とう!!
大久保(おおくぼ) 達弘(たつひろ)
  • 生産や環境を目的とした里山林の取扱いと農地との一体的利活用に関する育林研究
  • 温帯林から熱帯林の生態系修復に向けた森林植物の世代交代に関する生態研究
  • 里山林生態系の環境放射線モニタリング
森林が本来持っている再生力に関する生物学的な知識とその条件を達成するために必要な経済性を加味した総合技術学としての”森づくり”のあり方を学生の皆さんとともに広い見識から森林・林業の現場から考えていきたいと思います。
小山(こやま) (かん)
  • 森林の伐採後に生じやすい土砂災害(木の根が影響する浅い深さで生じる表層崩壊)の研究
  • 林道・作業道等の不適切な整備によって生じる土砂災害の防止に関する研究
  • 林業安全装備の普及へ向けた研究
森林に関わる仕事は、健康的で人生を豊かなものにしてくれます。このすばらしい森林業の発展のために、人が林地で行う経済活動に関与して生じる土砂災害や労働災害の減災を進めたいと思っています。
菅沼(すがぬま) 秀樹(ひでき)
  • 温暖化対策としての植林地の設計および炭素吸収量評価
  • バイオマス発電へのバイオマス燃料供給シナリオ等の分析
  • 森林生態系の調査・分析(地上&リモセン)
森林業を通して地球的・地域的な課題を解決しようとすると、様々な学問分野の知識が必要です(例:森林生態、植物生理、測樹・測量、統計解析、リモセン、LCA、土壌物理・化学、水文、熱力学、化学工学、etc.)。専門職大学の講義・演習・研究等を通じてその一端でも習得してもらえるよう尽力いたします。
脱炭素社会は企業活動の足枷ではなく将来のビジネスチャンスです。カーボンニュートラル&ネガティブを実現可能な森林業はその可能性に溢れています。
測量士試験、技術士一次試験、TOEIC L&R等の在学中に受験可能な資格試験等の個別相談を随時受け付けます。
藤本(ふじもと) 登留(のぼる)
  • スギ、ヒノキ等構造材の適正乾燥技術の開発大型円盤材の割れ抑制技術に関する研究
  • 各種処理木材の耐久性評価に関する研究
天然材料である木材は多様性にあふれています。工業材料としてはばらつきが大きく使いづらいところもありますが、魅力あふれる材料です。軽い割りに強く、ヒトとの相性も抜群です。
古澤(ふるさわ) 優佳(ゆか)
  • モウソウチクの栽培,管理,新たな利活用方法の研究
  • 山菜有望品種の栽培期間短縮方法の研究
  • 山菜・きのこ・広葉樹材の成分分析による付加価値増加に向けた研究
  • 野生動物被害の調査と防除方法の研究
山菜やきのこといった特用林産物は,林業の中でも数少ない,食に関する分野です。山の恵みを活用する方法を一緒に考えてみましょう。また,最近問題が増えている,野生動物と人間との関わりについても学んでいきましょう。
(ほり) 靖人(やすと) 社会に無形のサービスを(生態系サービス)を提供している農林業、農山村社会に利益を還元するための施策や方法を国内外の林業政策や施策を比較することで考えています。 大学の4年間で自分たちが育ち学んだ地域やそこで知り合った人々のことを深く知り、学び、大切にしてほしいです。4年間は人生の中では短いけれども、とても大切な時間です。そのためのお手伝いをしたいと思います。
吉崎(よしざき) (あきら)
  • 冠雪害の発生要因と育林的被害低減に関する調査
  • 小中学校の教職員を対象とした森林環境学習の進め方に関する調査
森の中で森を感じ森について考え、森の恵みを私たちの暮らしと結びつける技術者をめざす・・・。将来の選択肢の一つとして提案します。