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イギリス王立森林研究所のバラティン博士が来学し、講演会を実施しました

2024年5月8日(水)に、イギリス王立森林研究所首席経済学者のグレゴリー・バラティン博士が来学し、本学グローバル化推進委員会主催の第1回グローカル・リノベートセミナーとして、「イギリスにおける森林政策と動機付け、制度、およびナッジ」というタイトルで講演が行われました。
講演は英語と日本語での逐次解説付きで実施され、事前に登録した一般の方々にもウェビナーで全国に同時配信されました。会場の大講義室には本学の教職員・学生と一般の方あわせて70名が参加し、ウェビナーにも31名が参加しました。
イギリスではPES(生態系サービスへの支払い)やナッジなどの政策手段を活用して、森林面積を増加させるために懸命の努力を払っており、ここ数十年に森林面積を倍増させましたが、それでもまだ国土の13%に過ぎないということです。一方で、すでに国土の7割近くが森林である日本ではその保全利用をどう進めるかという全く異なった課題があり、PESやナッジをどのように使って進めたらよいのかという質問も出されました。
その後、バラティン博士は地元の製材工場や国有林の複層林施業の現場などの視察を行い帰路に着きました。なお、今回のセミナーの記録は、後日、本ウェブサイトにアップロードする予定です。

ウェビナーなどのハイブリット講義に対応した機器を備え、内装に県産木材を多用した大講義室で実施されたセミナーの様子
右からバラティン博士、日本語解説の菅沼准教授、司会の柴田グローバル化推進委員長
長年、水量等のモニタリング調査を行ってきている真室川町の森林総合研究所釜淵理水試験地を視察するバラティン博士と同行者(2024.5.9)