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「地域協働研究プロジェクト発表会」をリモート開催

1月27日(木)、「地域協働研究プロジェクト発表会」を外部連携先とリモートでつなぎ、開催しました。1学年の各学科学生が、農家や農協、食品会社、行政機関等と連携して、1年間取り組んだプロジェクトの成果を各学科の代表学生が発表しました。

稲作経営学科の「地域の未利用資源活用プロジェクト」では、丸善食品工業株式会社と連携し、スープを取った後の豚鶏骨を燃やして残った灰を稲のリン酸肥料にする取組みが報告されました。リモートでつないだ丸善食品工業株式会社からは、さらなる成果を期待するコメントをいただきました。

野菜経営学科の「希少伝統野菜の系統維持・増殖と生産拡大支援プロジェクト」では、希少伝統野菜「角川かぶ」の課題である形質のばらつきをなくし、安定した系統の選抜と増殖に関する取組みが報告されました。栽培農家の田中悦夫さんからは、成果を高く評価いただき、今後も連携して安定した形質の「角川かぶ」生産を進めていきたいとのコメントをいただきました。

会場の学生からも多くの質問や意見があり、活発な発表会となりました。来年度はさらに地域との連携を深め、農林大の若い力を地域に活かせるようがんばります。

以下、各学科のプロジェクト課題名

  稲作経営学科:地域の未利用資源活用プロジェクト(PJ)

  果樹経営学科:最上さくらんぼの生産振興PJ

  野菜経営学科:希少伝統野菜の系統維持・増殖と生産拡大支援PJ

  花き経営学科:枝物花木の生産支援PJ

  畜産経営学科:和牛経営における子牛育成技術安定化PJ

  農産加工経営学科:真室川町産雪下にんじんを活用した加工品開発PJ

林業経営学科:村山産業高等学校実習林等を活用した若手林業者育成

PJ 目指せ、森林人(もりんちゅ)

発表会_1
希少伝承野菜「角川かぶ」の選抜系統(野菜経営学科)
発表会_2
真室川町産雪下にんじんを材料に作った試作品(農産加工経営学科)
発表会_3
農林大生による村山産業高等学校生徒の指導(林業経営学科)
発表会_4
枝物花木スノーボールの肥料試験の結果を発表(花き経営学科)
発表会_5
希少伝統野菜「角川かぶ」の選抜系統の形質についての発表(野菜経営学科)
発表会_6
発表内容に対して会場から質問する学生

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