学科紹介
あらゆる可能性に満ち溢れた、未来のスペシャリストを目指します。
山形県立農林大学校は7学科に分かれており、学生はそれぞれの道で将来の農林業を担うにふさわしい資質・能力を身につけていきます。また寮生活を行うことで自立と共同の心を育て、情緒豊かな人間形成をすすめます。
稲作経営学科
国際化や環境保全型農業等、新たな米づくりの環境に対応し、地域農業を担う人材を育成するため、大規模経営を視野に入れながら、安心・安全で、高品質良食味米の低コスト生産技術をはじめ、畑作物の安定生産技術、耕畜連携システム、6次産業化を見据えた加工、流通、販売の知識を習得します。
果樹経営学科
果樹産地や地域の中核を担う人材を育成するため、高品質果実の安定生産技術、大規模栽培に対応できる省力化などの先進栽培技術、篤農家の栽培技術、環境にやさしい果実づくりや施設果樹の栽培技術、6次産業化を見据えた果実の加工、流通、販売に関する知識を習得します。
野菜・花き経営学科(野菜コース)
野菜産地の中核を担うリーダーを育成するため、基本的栽培技術の習得に加え、次世代型栽培施設を活用した最新野菜園芸技術の習得、先進経営者研究、販売実習、マーケティング調査、先進技術研修を行います。さらに、プロジェクト学習を通して野菜栽培から6次産業化を見据えた販売・流通・経営管理に関する総合的な学習を実施します。
野菜・花き経営学科(花きコース)
花き産地のリーダーを育成するため、低コスト、省エネルギー、高品質生産を基本として、環境に配慮した実践的な生産技術、及び品目や作型等を組み合わせた施設の効率的利用やコスト評価など施設園芸の経営技術に関する学習を実施します。また、花き関連産業で幅広く活躍できる人材育成のため、流通および利用技術についての学習を実施します。
畜産経営学科
畜産業のリーダー及び畜産関連業界で活躍できる人材を育成するため、視察研修、インターンシップや体験型学習活動を通じた畜産物の生産から加工流通までの知識・技術の習得、多様な未利用資源の堆肥・飼料化技術について実践的な学習を実施します。また、他学科と連携しながら、耕畜連携の推進に関する学習を実施します。
農産加工経営学科
地域で農産加工を起業する人材や、食産業において即戦力となる人材を育成するため、農産物の生産、加工、衛生管理等に関する実践的な技術の習得をはじめ、流通販売、マーケティング、経営管理に関する知識などに関する体系的な学習を実施します。
林業経営学科
チェーンソーや刈払い機、高性能林業機械の操作等林業の現場で必要とされる実践的な技術を習得するとともに、森林・林業に関する高い専門性と幅広い知識・技術を備え、森林経営を長期的な視点でプランニングできる経営能力を備えたスペシャリストとして、地域林業の中核を担う人材を養成します。